少し前まで派遣の仕事というのは交通費の支給がない仕事が多かったのですが、最近は交通費が支給される派遣会社も多くなってきました。
交通費支給のある派遣会社で思い浮かぶのが派遣会社でも
大手のパソナですね。
結構最近の話題ですが、2007年5月期の決算発表記者会見で、
東京と名古屋と大阪地区の長期契約をしている派遣スタッフ合計
約2万人を対象に、通勤交通費を支給する制度を6月から開始した
ことを発表しました。支給される額は派遣先の企業と調整して決める
としています。
人材派遣会社が大々的に交通費支給を謳うのは異例のことです。
これまで派遣社員は交通費の支給がなく、時給に含まれるとされる
給与形態が一般的でありました。
もちろん中には交通費支給のある業務などもあるにはありましたが、
会社的に派遣社員に対して
交通費支給に取り組んだのはパソナが初めてでしょう。
この大英断の裏には景気の回復に伴い、派遣社員が供給不足と
なりつつある中で、優秀な派遣社員の確保が難しくなってきており、
福利厚生を充実させ交通費支給でライバル派遣会社との差別化を図り、
従来の派遣社員には交通費は支給されないという制度を不満としていた
派遣社員を取り込む意図があるようです。
その交通費の支給制度はパソナが派遣先企業に交通費も請求し派遣
社員に渡すようにし、派遣先企業が支払いを拒否した場合には、パソナが
交通費として月額3000円を負担するということです。
派遣先の企業が払わなかった場合は、月額3000円となってしまうわけ
ですが、無いよりましであるし何よりこれがひとつの流れとなって業界の
認識がよい方向へ向かえば交通費を支給する派遣会社も増えてくること
でしょう。
そういった意味でパソナの交通費支給の制度化にはエールを送りたいですね。
パソナのほかにも交通費が支給される派遣会社もありますが、その派遣会社の中でも
仕事によって交通費が支給されたり、されなかったりします。
パソナは現在では首都圏、名古屋、大阪方面だけではありますが、全仕事的に
交通費の支給を考えたのは賞賛に値します。
ただ、交通費が派遣される仕事であっても、その分時給が低めに設定されたりなんか
することもありますので、時給と交通費のすべての面で考えて仕事を選ぶようにしましょう。
交通費支給だけにこだわっていると、選択できる仕事の幅が狭くなってしまいますので。
交通費の支給が行なわれないのが一般的であった派遣業界に一石を投じたパソナの派遣社員に対する交通費支給の制度化は大変素晴らしい取り組みですね。そしてこれから交通費の問題だけでなく、もっと派遣社員の福利厚生が充実するようにしていただきたいですね。
Copyright 交通費支給がある派遣会社 2007